コラム
意外と種類が豊富!特徴を把握してキッチンシンクを選ぼう!
2019年2月1日(金)
キッチンのリフォームの中で意外と悩む場所「シンク」。シンクの素材の特徴を把握して、自分のライフスタイルに合ったもの、好みのデザインに合うものを選び、お気に入りのキッチンにリフォームしませんか?そんな素材ごとの特徴をご紹介します。
シンクに選ばれる素材の種類
まず、シンクに選ばれる素材にはどんな種類があるのかを挙げてみましょう。
■ステンレス製
■人工大理石製
■人造大理石製
■ホーロー製
上記4種類にはそれぞれ特徴とメリット・デメリットがあります。
耐久性、耐熱性、傷に強いか、割れにくいか、防汚性、デザイン性の6項目にまとめて比較してみました。
特徴とメリット・デメリット
■ステンレス製
〇特徴:昔からおなじみの素材で、柔らかさがあるために食器類を落としても割れにくい
〇メリット:耐熱性・耐久性・対磨耗性が高い/価格も比較的安価/ニオイが付きにくい
〇デメリット:水垢でステンレスの光沢がなくなりやすい/カラーの種類がない/キズと汚れへの耐性では人工大理石には劣る
■人工大理石製
〇特徴:人気急上昇素材。豊富なカラーバリエーションがあり、キッチンの扉などとのコーディネートも簡単。「大理石」と言われますが、大理石のような仕上がりという意味で、原材料には石ではなく熱に強いポリエステル樹脂・アクリル樹脂が使用されている。
〇メリット:手入れのしやすさが魅力/デザイン性が高い/細かい傷はメラミンスポンジで落とすことが可能
〇デメリット:黄ばみやすい/傷がつきやすい/汚れやすい/強い衝撃が加わるとシンクが割れることがある/磨くと白く変色することがある
■人造大理石
〇特徴:見た目が大理石のように美しく高級感がある一方、大理石よりも安価に手に入り加工ができるため近年選ばれている素材。天然の大理石を粉砕し、セメントや樹脂で固めて作った半人工素材が人造大理石であり、石が使われていない人工大理石製との違いはこの点。
〇メリット:天板にもシンクに使えるのでつなぎ目のないキッチンが作れるため、汚れが隙間に入ることなくお手入れも簡単でキズもつきにくいのが魅力/高級感あり/天然大理石より安価
〇デメリット:酸やアルカリに弱い/耐熱性があまりない/汚れが落ちにくい
■ホーロー製
〇特徴:海外ではお馴染みの素材。ホーローとは鉄やアルミなどの金属を下地にして、その上にガラス質のうわ薬を高温で焼き付けたもの。食品保存で使用される容器の素材にも使われており、耐熱性や耐久性に優れているのが特徴。
〇メリット:耐久性、耐熱性に優れている/値段が比較的安価/お手入れが簡単
〇デメリット:食器を落としたときに食器が割れやすい
まとめ
シンクは、一番キッチンの中でも汚れが付着するところですので、それぞれの素材の特徴を把握して選ぶことをオススメします。自分の性格にも合う、合わないがあると思いますので、メリット・デメリットを参考にしていただき、納得のいくキッチンにリフォームしてくださいね。