コラム

洗面所リフォーム:オシャレかつ機能性抜群の床材を選ぼう!

2019年1月29日(火)

「洗面所リフォーム:オシャレかつ機能性抜群の床材を選ぼう!」 (1)

 

水回りの床材はもちろん清潔感とオシャレさも必要ですが、やはり欠かせない機能性にも富んだ物を選ばなくてはなりません。掃除のしやすさとお手入れのしやすさを兼ね備えた床材を選べるよう特徴をご紹介します。是非参考にしてみてください。

 

【洗面所の床材での悩みあるある】

 

さまざまな利用用途がありますが、洗面室はメインとして「水を使う」場所。
そのため、「水」にまつわる次のような悩みを持っている人が多いですね。
そんな悩みポイント知った上で、どの素材を選ぶべきかを考えていきましょう。

 

□水で濡れる
洗面化粧台で顔を洗ったり、歯磨きをしたりするとき、まわりには水分が飛んでいます。
また、お風呂あがりの「水分」も気になるところ。
浴室と隣り合って脱衣室を兼ねている洗面室は、水で濡れる機会が多いのが悩みの種になりがちです。

□足元が冷たい
素足で利用する機会が多い洗面室の床は、床材によっては「冷たさ」を感じやすくなります。
足元が冷たいのが苦手…という人は、素足で歩いたときもヒンヤリ感がない素材を選ぶといいでしょう。

□腐る・カビが発生
床材が腐ったり、バスマットにカビが発生したりするため、不衛生な状態となってしまいやすいです。

□滑って危ない
洗面室は、水跳ねだけでなく、実は油でも汚れる場所です。
洗面室には大きな鏡がついているので、化粧やヘアケアなど身だしなみを整える際に、ドライヤー後にヘアスプレーを使う人も多いでしょう。
スプレーから出た霧状の油は、髪だけに留まらず床にも落ちています。
これが、洗面室の油汚れの正体です。
汚れたままでは、転倒のリスクが高まるため、日頃の手入れをしやすい床材を選ぶようにしましょう。

 

【床材の種類と特徴】

 

■クッションフロア
・特徴:防水性が◎/デザイン・カラーが豊富
・メリット:耐水性に優れ、汚れも付きにくく落しやすい/適度な弾力性/リーズナブルで施工が比較的簡単なため、リフォーム時はもちろんDIYで張り替えることも可能
・デメリット:濡れたままだとツルツルして滑りやすい

■特殊加工が施された複合フローリング
・特徴:耐久性があって清潔な空間をキープできる
・メリット:素材や色、価格など商品バリエーションが豊富
・デメリット:水分の染みこみによって腐るリスクがあるため、小まめなお手入れが必要

■タイル
・特徴:デザイン性があり、住まいのインテリアにこだわる人にはオススメ
・メリット:防水性◎/耐久性・傷◎/お手入れしやすい
・デメリット:素材が硬いため転倒した時は危険、冷たい

■コルク
・特徴:耐水性が高く適度な弾力性がある素材
・メリット:堅牢で耐久性に優れ、断熱性も高い/適度な弾力性があるので、足腰への負担も少なく、万一転倒しても衝撃が緩和される
・デメリット:濡れたままだと腐食する

 

【まとめ】

 

洗面所という場所は「水分」とは切っても切れない関係。
安全面、お手入れ面、デザイン面を考慮して、床材を選びましょう。
お子様・お年寄りがいるご家庭は、「床の滑りやすさ」には十分に配慮しましょうね。