コラム

掃除を楽にするためのユニットバスの選び方とは?

2019年3月30日(土)

掃除を楽にするためのユニットバスの選び方とは?

 

汚れやすく掃除が大変なのは、水まわりですよね。その中でもお風呂は、足腰が痛くなる上、手間がかかる場所です。しかし、水垢やカビなど、毎日しないと汚れが目立ってきてしまいます。せっかくリフォームするなら、お風呂の掃除が楽になるようにしたいですね。

 

 

浴槽

 

浴槽洗いが一番、かがんで洗う必要があり、重労働ですよね。軽く、撫でる程度で汚れが落とせる浴槽が理想です。
浴槽で掃除が楽なのは、人工大理石です。汚れが落ちやすい素材で、中性洗剤を付けて軽くスポンジで洗えば綺麗に汚れを落とすことができます。
FRP浴槽も比較的汚れが落としやすいです。人工大理石と同様、中性洗剤とスポンジがあれば簡単に掃除できます。
最近では、自動洗浄機能が付いている浴槽もあります。価格やメーカーと相談して決めましょう。

 

 

床や壁

 

床の汚れは目に付きやすく、どうしても汚れが気になってしまう部分です。
浴室の床や壁を選ぶのに優先したいのは、乾きやすさです。メーカーごとに色々な工夫が見られます。また、汚れの落としやすさを優先するなら、目地が少ない方が良いです。もしくは、目地部分に工夫がしてあり、汚れが落ちやすくなっている素材が良いでしょう。強く擦る必要があるお風呂の床だとすぐに劣化してしまうので、汚れが落ちやすいだけでなく、そもそも汚れにくいものがベストです。
浴室同様、自動で床を掃除してくれる機能があるユニットバスもあります。

 

 

排水口

 

お風呂の中で一番、目をつぶりたい箇所ではないでしょうか。汚れを溜めてしまうとすぐにヌルヌルしてしまうので、マメなお掃除が大切です。最近は、水の流れを利用して、髪の毛やゴミを一点にまとめ、簡単に捨てられるようなヘアキャッチャーがあります。そして、ステンレスの素材であれば、カビが生えにくいです。排水口の奥も掃除がしやすいように、凹凸があまりないものを選ぶと良いでしょう。

 

 

ドア

 

どうしてもドアにはゴムのパッキン部分があり、ここにカビが付いて黒くなってしまい、なかなか取れない汚れになってしまいます。このパッキン部分の面積が少ないドア、もしくは、パッキンが表に出ないように工夫されているドアを選ぶことをおすすめします。ドアもやはり、凹凸が少なければ少ないほど、掃除が楽になります。

 

 

まとめ

 

重労働であるお風呂掃除が楽になるように、どのメーカーも力を入れて工夫しています。どの部分の掃除を楽にしたいかでも、選ぶものが変わってきます。その家庭に合った機能を細かく話し合って、お風呂選びをしてください。
また、シャンプーなどを直に置かず吊るして整理したり、日々の入浴後にサッと水滴を拭くなどして、少しの手間で汚れを溜めないようにすると、掃除をする時にグッと楽になりますよ。