コラム

トイレのリフォームでありがちな失敗例とは?

2019年3月22日(金)

トイレのリフォームでありがちな失敗例とは?

 

みんなが毎日何度も利用するトイレのリフォーム。快適さ、デザイン性、省エネ性など、様々な要素を検討することになります。その時、同時に頭に入れておきたいのが失敗例!後悔のないよう、失敗例を知って理想のトイレリフォームに役立てましょう。

 

 

トイレリフォームの失敗例①便器のサイズが大きすぎる

 

最近は様々な便利機能がついている便器も多々あり、タンクレスにしたとしても便器自体のサイズが以前のものよりも大きい、ということもあり得ます。
すると、実際に設置してみたところ便器が大きすぎて圧迫感があり、居心地が悪いなんてことにもなってしまいます。
特に立ってトイレを利用する男性がいる場合、トイレの奥行きによる不快さは女性以上のようです。
またスペースに余裕がないと掃除も大変です。

 

事前に実際のサイズをメジャーで確かめたり、できるのであれば模造紙やダンボールなどで型を作っておいてみたりすると良いでしょう。

 

 

トイレリフォームの失敗例②タンクレスで手洗いが不便に

 

タンクレスや手洗いのないすっきりとした便器も人気があり、リフォームの際に選ばれる方も多いです。同時に手洗い場を設置することも多いですが、予算やスペースの問題で、手洗いは洗面所で行うということも。リフォーム前はなんてことはないと思っていたとしても、実際に手洗い場がトイレになくなると思った以上に不便に感じる人もいます。
自分や家族の生活スタイル、手洗い場までの動線などもしっかり確認するようにしておきましょう。
他に、手洗い場を別に設置したことで、想像以上にトイレが狭くなってしまうという失敗もありますよ。

 

 

トイレリフォームの失敗例③扉に関する失敗

 

便器だけでなく内装のリフォームも合わせて行う時、失敗に繋がりやすいのは「扉」です。
扉には大きく分けて内開き、外開き、引き戸の3つがありますので、それぞれの失敗例をご紹介します。

<内開き>
自然災害の多い昨今、緊急時に内開きでは脱出が困難で不安
<外開き>
人通りの多い場所にトイレがあり、頻繁に人とぶつかってしまう
<引き戸>
安全性は確保できるが、想像以上に音がうるさい

 

引き戸については音の静かなものも多数販売されていますので、商品を選ぶときには値段だけでなくそういった点も注意した方が良いでしょう。

 

 

トイレリフォームの失敗例④トイレットペーパーの位置や収納

 

意外と忘れがちなトイレットペーパー周りのリフォーム。「ホルダーをつけ忘れてしまい後に自分で取り付けた」「収納場所を作らなかったために別に収納ケースを購入した」なんて人もいます。
便器のサイズが変わっているのにホルダーの場所をそのままにしていたら、ものすごく使いにくかったということもあります。

 

 

最後に

 

いかがでしたか?
「素敵なトイレの見た目」をイメージするだけでなく、「実際に使う場面をイメージすること」がポイントといえます。
失敗例も参考にして、快適なトイレリフォームを行ってくださいね。