コラム

水回りリフォームの最適なタイミングとはいつ?

2019年3月8日(金)

水回りリフォームの最適なタイミングとはいつ?

 

老朽化して故障や不具合が起こると、生活に直結してしまうお風呂やトイレ、キッチンなどの水回り。故障してからでは大変と思いつつも、そのタイミングを見極めるのは難しいものです。そこで今回は水回りリフォームの最適なタイミングの目安をご紹介します。

 

 

トイレリフォームのタイミング目安

 

まずは最も故障や不具合でのリスクが高いトイレのリフォームから。

新素材も増えてきていますが、少し前までの便器はほとんどが陶器でできており、割れない限りは使えるといえば使えます。しかし、配管やパッキンなどの寿命は20〜30年と言われており、20年を超えると不具合が出る可能性が高まります。
年数でいえば20年が一つの目安といえますが、汚れが落ちにくい、嫌な臭いがするといったような気になるところが出てきた時も、一つのタイミングと言えるでしょう。

 

 

キッチンリフォームのタイミング目安

 

システムキッチンは15〜20年程度、お手入れをきちんとしていれば30年ほど使用することが可能と言われています。
一般的には20年程度でリフォームを検討する方が多いです。
システムキッチン自体は使用できても部分的に不具合が出てきて、都度修理をしなければならないことも多いですが、結果的には一度に全体をリフォームしたほうが安く済むこともあります。
レンジフードや食洗機、ガス給湯器は10年程度、水道や蛇口は7〜8年程度で不具合が出てくることが多いと言われています。

 

 

お風呂リフォームのタイミング目安

 

お風呂リフォームは、20年程度が目安です。
20年も経つと、きちんとお手入れをして見た目はキレイであっても、内側の腐食が進んでしまっていることもありえます。内部の腐食がすすむと余計に費用がかかってしまうこともあるので、20年程度が目安と考えると良いでしょう。
最近のシステムバスは保温や節水などの機能が充実しているので、リフォームすることで省エネにも期待できますね。

 

 

洗面所リフォームのタイミング目安

 

洗面台全体のタイミングでいうと15〜20年程度が目安と言われています。
使う頻度やお手入れ状況によっては10年程度でリフォームが必要となる場合もあるでしょう。特に蛇口やシャワーホースの不具合は10年程度を境に起こる可能性が高まります。

 

 

最後に

 

水回りは、見た目だけではなく内部の腐食や劣化を考えると、ある一定の時期を超えたら一度リフォームを検討してみると良いですね。
特に洗面所とお風呂場はつながっていることが多いですので、一度にまとめてリフォームをしたほうが期間や手間、費用も抑えられる場合もあります。
水回りのどこかに不具合が出たり、使い勝手が悪いなと感じたりしたら、水回り全体を見直す時期と言えるかもしれません。