コラム

リビングの床材の種類ってどんなものがある?特徴を合わせてご紹介

2019年1月13日(日)

リビングの床材の種類ってどんなものがある?特徴を合わせてご紹介

 

家の中で一番広い面積を占めるリビングルーム。インテリア面でも重要ですが、日常生活として機能面も重視すべき。
床に使用される素材には様々な種類があり、特徴が異なります。
メリット・デメリットを紹介するので、床材選びの参考にしてくださいね。

 

【床材の種類】

床材には下記の種類があります。
・フローリング
・畳
・クッションフロア
・カーペット
・タイル
・石材

 

■フローリング:木材を加工したものを用いた床材
≪メリット≫
・清掃やメンテナンスが非常に簡単
※だだし、ワックスがけをしているフローリングに限ります。
ワックス加工していると床材の表面に膜ができ、汚れや傷から床を守ります。
≪デメリット≫
・防音性にやや欠け、足が冷えやすい
※防音性に特化した木材フローリングもありますが、床に物を落とす音や、子供、ペットが走り回る音は下階に響く可能性があります。
衝撃吸収マットが市販されており、使用すれば音も軽減され、冷えも少しは解消されます。
防音効果のあるフローリングもあるので、下階がある場合は検討してもよいでしょう。

 

■畳:藺草を加工した床
≪メリット≫
・和の趣を感じられ、素材の柔らかさを感じられる
・藺草には吸湿性があり、部屋の湿度を適切に保つ自然の加湿作用もある
≪デメリット≫
・メンテナンスは専門業者へ依頼しなければならなく、費用も高くなる

 

■クッションフロア:厚さ2~3.5mm程度の塩化ビニール素材で作られるシート状の床材
≪メリット≫
・水を弾き、掃除もカンタン、その上フローリングと比較して施工の手間が少なく安価
≪デメリット≫
・家具を長期間置いたときに跡が残るので、模様替えをした際は跡を隠さなければならなくなるので要注意

 

■カーペット: ウール・アクリル・ナイロンなどの繊維素材でできている床材
≪メリット≫
・断熱効果が高く経済的で、防音性にも優れている
≪デメリット≫
・掃除が大変、水に弱い、ダニが付着するので、お手入れが大変
しかしフローリングとは違ってチリ、ほこりが舞いにくい点はよい点です。

 

■タイル: 床や壁などに張りつける陶磁器製やプラスチック製の床材
≪メリット≫
・汚れが付きにくいだけでなく、落としやすいため、油汚れも水吹きで除去することができる
・傷つきにくいため、凹みにくく、窓際でも色褪せしない
≪デメリット≫
・冬場は足元が冷え、硬い素材の為、足腰に負担がかかる
※導入する際は、床暖と一緒に検討するのがオススメです。
・石材に比べると安価だが、導入するのにコストが高い

 

■石材:大理石や御影石など
≪メリット≫
・天然の大理石で作られていることが多く、見た目の高級感がある
≪デメリット≫
・吸水力があり、一度付着した汚れを落とすのは困難
・表面が固く、素足だと冷たく感じる
・導入費用が高額

 

【まとめ】

様々な床材がありますが、見た目重視なのか機能重視なのかをまず検討し、考えに合う素材を選びましょう。
そして家族構成による生活スタイルにマッチするか、さらに予算に合うかを確認してからリフォームを行いましょう。