コラム

キッチンのリフォーム希望の方、必見!意外と重要な床材選び

2018年11月20日(火)

「キッチンのリフォーム希望の方、必見!意外と重要な床材選び」 (1)

 

キッチンのリフォームは20年に1度くらいが実施の目安と言われています。そろそろ床も張り替え時だけど、何を選べばよいかよくわからない…という方。
床材に関する特徴、相場となる参考情報をご紹介しますので、ぜひご参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

【キッチンで選ばれやすい床材の特徴・相場】※相場はあくまでも目安です。

 

<タイル>:自然の風合いが魅力/相場:約5万円~
特徴:防水性、防火性、耐摩耗性などに優れ、酸やアルカリなど薬品にも強いです。
お手入れしやすく、水回りの壁や床に用いる素材としてポピュラーです。色や柄、形の種類が多く、オリジナルのデザインをつくれるのも魅力です。
目地の汚れが気になる人もいると思いますが、最近では防カビ剤入りの目地剤も出ていますし、グレーなどの色がついた目地にすることでも、汚れを目立ちにくくできます。
デメリットとしては、他の素材と比較すると「硬い」素材であることです。
ガラスや陶器の食器を落とせば、割れてしまうので十分注意しましょう。

 

<フローリング>:足触りが良い素材/相場:約10万円~
特徴:防汚加工や耐水性がほどこされた複合フローリングがキッチンでは人気です。
単層タイプの無垢材のフローリングなら、「木」が持つ温かみのある質感が足元から伝わるでしょう。
デメリットとしては、汚れに強い加工がされていても、吸水性のあるフローリングは表面から汚れが浸透します。手間でも汚れのたびにこまめにお手入れするようにしてください。
また、食器を落とすと傷がつきやすいので注意しましょう。

 

<コルク>:柔らかく、温かみのある印象/相場:約10万円~(下地工程にもよる)
特徴:弾力性があり滑りにくいので安全性が高い素材です。
コルクのタイルなら表面に特殊加工がされていて、水が染みにくく掃除がしやすいのでキッチンにも向いています。
また、コルクは触っていただくとわかる通り、ソフトな質感なので、長いことキッチンに立っていても足への負担が少ないのがメリットです。また、滑りにくく、落ち着いて作業ができることもメリットの一つです。
さらに、素材内部に空気が含まれているので、フローリングやタイルと比較すると保温性に優れている素材です。寒い冬でもヒンヤリ感があまりないのが魅力的です。
デメリットとしては、時間の経過で色の変色の可能性があります。新しいときは綺麗な茶色でも、数十年経つと黄色っぽい茶色に変色していきます。
見た目を重視する方にはあまりオススメではないかもしれません。

 

 

【まとめ】

キッチンの床材に一番重要視してほしいポイントは、お手入れがしやすい物を選ぶことです。油汚れや水汚れなど、様々な汚れに対応できることや、掃除しやすさが大事になります。
また、リビングとのつながり、インテリアにも気を配らなくてはなりません。
素材のメリット、デメリットを考慮し、素敵なキッチンに変身させてみてくださいね。