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二世帯住宅リノベーションで快適に暮らす!親世帯・子世帯が心地よく同居するための成功ポイント

2025年11月21日(金)

石石川県小松市・金沢市を中心にリノベーションを行うイング建築設計です。

結婚や出産、親の高齢化などをきっかけに、「そろそろ二世帯で一緒に暮らそうか」と考える方は増えています。


しかし、いざ同居となると「今の家では手狭」「生活習慣が違ってストレスになりそう」といった悩みがつきものです。そこで注目されているのが、二世帯住宅へのリノベーションです。二世帯住宅リノベーションなら、既存の家を活かしながら、間取り変更や水回りの増設によって親世帯・子世帯それぞれが快適に暮らせる空間をつくることができます。


本記事では、二世帯住宅リノベーションを検討している方に向けて、基本の考え方・よくある悩みの解決策・費用や補助金・成功事例をわかりやすく解説します。これから二世帯で暮らす予定の方や「リノベーションをしたいけど、どこから始めればいいの?」と迷っている方に役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。

目次

二世帯住宅リノベーションの需要が高まる理由

近年、「親世帯と子世帯が一緒に暮らす」という選択肢を取る家庭が増えています。その背景には、経済的な事情やライフスタイルの変化、また親の介護や子育てのサポートなど、さまざまな理由があります。しかし既存の住宅では二世帯で快適に暮らすのが難しく、リノベーションによって住まいを最適化するニーズが高まっているのです。

 

例えば、若い夫婦が結婚を機に実家に同居しようとした場合、

  • 「部屋数が足りない」
  • 「水回りが一つしかない」

といった課題に直面します。

 

また、親世帯からすると

  • 「生活リズムが合わず気を遣う」
  • 「プライバシーが守られない」

などの不安もあります。

 

こうした悩みを解決するために、二世帯住宅リノベーションでは「動線の分離」「水回りの増設」「防音対策」「玄関の追加」などを行い、両世帯がストレスなく共生できる環境を整えることが可能です。

二世帯住宅リノベーションの基本(二世帯住宅の種類)

二世帯住宅リノベーションを成功させるためには、まず「どのような暮らし方をしたいのか」を明確にすることが大切です。大きく分けると、二世帯住宅には「完全分離型」「部分共有型」「完全同居型」の3つのタイプがあり、それぞれメリット・デメリットが異なり、戸建ての建物ごとに最適な方法を選ぶ必要があります。

完全分離型

玄関・水回り・生活空間をすべて分けるスタイル。お互いのプライバシーをしっかり守れるのが特徴で、近年特に人気があります。その分、工事費用は高くなりやすい傾向があります。

部分共有型

玄関や浴室などを共有しつつ、キッチンやリビングは別に設けるスタイル。コストを抑えながらも一定の独立性を保てるのがメリットです。

完全同居型

一つの住宅を家族全員で共有するスタイル。費用を抑えられる反面、生活習慣の違いがストレスになる可能性も。リノベーションでは「防音」や「動線の工夫」が特に重要になります。

二世帯住宅リノベーションでよくある悩みとその解決策

二世帯で暮らす際に一番多い悩みが「生活リズムや価値観の違い」です。食事の時間、入浴のタイミング、就寝・起床の時間が異なることで、お互いに気を遣うことになりやすいのです。リノベーションでは、こうした問題を事前に想定して設計に取り入れることが大切です。

二世帯住宅リノベーションの解決策①防音・遮音対策

子世帯が夜型で親世帯が早寝早起きといったように、生活リズムが異なるケースは少なくありません。そのまま同じ空間で暮らすと、テレビの音や足音、生活音が気になる原因となってしまいます。

 

そこでリノベーションの際には、壁や床に防音材を入れたり、二世帯の居住スペースを上下ではなく左右に分けたりすることで、音のストレスを大きく減らすことができます。こうした遮音対策を取り入れることで、互いに気を遣わず、快適に暮らせる環境を実現できます。

二世帯住宅リノベーションの解決策②専用玄関の設置

二世帯住宅でよくある悩みの一つが「出入りのタイミングが合わず、気を遣う」ということです。特に子世帯が仕事で夜遅く帰宅する場合や、親世帯が早朝に外出する場合には、玄関を共有していると生活音や明かりでお互いにストレスを感じやすくなります。

 

そこで、リノベーションで玄関を別々に設けると、自由な時間に出入りができ、プライバシーも守られます。完全分離型を目指す場合だけでなく、部分共有型のリノベーションでも専用玄関を追加する工夫は有効です。

二世帯住宅リノベーションの解決策③水回りの増設

キッチンや浴室を一つしか共有していないと、「料理や入浴のタイミングが重なって不便」という声がよく聞かれます。リノベーションでキッチンや浴室を二つに増設することで、それぞれが自分のペースで使えるようになり、家事や生活のストレスが軽減されます。

 

また、キッチンを別にすることで「食事のスタイルが違う」「味付けの好みが違う」といった問題も解消できるのが大きなメリットです。水回りの独立はコストがかかりますが、日々の暮らしやすさを考えると非常に価値のあるリノベーションといえるでしょう。

二世帯住宅リノベーションの費用と補助金

二世帯住宅リノベーションを検討するうえで、多くの方が最も気になるのが「どれくらい費用がかかるのか」という点です。二世帯住宅リノベーションの費用は、建物の状態や工事内容、地域の条件によって大きく変わりますが、ある程度の相場を知っておくことで予算計画が立てやすくなります。

 

また、リノベーションには活用できる補助金や減税制度もあるため、上手に組み合わせることで費用負担を抑えることが可能です。正確な費用感を知るには、最新の補助金制度や助成金に関する情報をチェックすることが重要です。

二世帯住宅リノベーションの費用目安

二世帯住宅のリノベーション費用は、工事の内容によって大きな幅があります。以下は一般的な目安です。

水回りの増設(キッチン・浴室・トイレなど)

1か所あたり 100万円〜300万円程度。特にキッチンや浴室の増設は配管工事が必要になるため、比較的高額になりやすいです。

玄関や階段の増設

50万円〜200万円程度。二世帯が別々に出入りできるように玄関を追加するケースは人気が高く、プライバシーを確保する上で効果的です。

部分的な間取り変更(防音壁や個室の追加など)

50万円〜150万円程度。比較的低コストで取り入れやすく、生活ストレスの軽減に直結します。

フルリノベーション(完全分離型への改修など)

1,000万円以上かかるケースも多いです。既存住宅をほぼ全面的に作り変えるため、費用は高額になりますが、両世帯が快適に暮らせる理想的な二世帯住宅を実現できます。

二世帯住宅リノベーションで利用できる補助金・減税制度

リノベーション費用は決して安くありませんが、国や自治体の制度を活用することで負担を減らすことが可能です。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

省エネ性能や耐震性能を高めるリフォームに対して、工事費の一部が補助されます。二世帯住宅への改修でも対象となるケースがあります。

子育て世帯・若者夫婦世帯向けリフォーム補助金

一部の自治体では、子育て世帯や若年夫婦が親世帯との同居や近居を目的にリノベーションする場合、数十万円程度の補助を受けられる制度があります。

バリアフリー改修に対する補助金・減税

親世帯のために手すりをつけたり段差を解消したりする場合、補助金や所得税控除が適用されることがあります。

耐震改修補助金

築年数の古い住宅を二世帯用にリノベーションする際、耐震性を高める工事を行うと自治体から補助を受けられる場合があります。

 

二世帯住宅リノベーションは内容によって数百万円から数千万円まで費用が幅広くなります。しかし、補助金や減税制度をうまく活用すれば、負担を軽減しながら快適な住まいを実現できます。リノベーションを検討される際は、必ず施工会社や自治体に確認し、利用できる制度を事前にチェックすることをおすすめします。

二世帯住宅リノベーションで失敗しないためのポイント

二世帯住宅リノベーションは、親世帯・子世帯が長く快適に暮らすための大きなプロジェクトです。しかし、計画や話し合いを十分に行わないまま進めてしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうケースも少なくありません。ここでは、リノベーションを成功させるために押さえておきたいポイントをご紹介します。

ポイント①二世帯住宅リノベーション前に必ず話し合っておくこと

リノベーションを始める前に、親世帯と子世帯でしっかりと意見をすり合わせておくことが大切です。具体的には以下のような点を事前に一覧にして整理し、親世帯と子世帯で話し合っておくことをおすすめします。

家計負担の分担(ローン・光熱費・固定資産税など)

生活費用などの分担があいまいだと、入居後に不満やトラブルにつながることがあります。最初の段階でしっかりと取り決めをしておきましょう。

同居ルール(生活音・来客・食事など)

食事を一緒にするのか別々にするのか、来客時はどう対応するのかといった「暮らしのルール」を話し合っておくと安心です。

将来的な暮らしの変化への対応

子どもの成長や親の高齢化など、将来を見据えた設計を考えることで、長く安心して住み続けられます。

ポイント②二世帯住宅リノベーション施工会社選び

二世帯住宅リノベーションは一般的なリフォームよりも複雑で、経験豊富な会社に依頼することが重要です。

二世帯住宅リノベーションの施工実績があるか

実績が多い会社なら、間取りや動線づくりの工夫、防音・水回り増設などのノウハウを持っています。

親世帯・子世帯両方の要望を聞いてくれるか

一方の意見に偏らず、両世帯のバランスを考えてプランを提案してくれる会社を選ぶと安心です。

補助金や減税制度に詳しいか

利用できる制度を提案してくれる施工会社なら、費用を抑えて理想のリノベーションが実現できます。

二世帯住宅リノベーションで失敗しないためには、事前の話し合いと信頼できる施工会社選びが欠かせません。「お互いに気を遣わず快適に暮らすために何が必要か」を明確にし、それを叶えてくれる会社に依頼することが成功への近道です。

二世帯住宅リノベーション成功事例

実際の施工事例をご紹介することで、「自分たちもこんな住まいにできそう」と具体的なイメージが湧き、問い合わせにつながりやすくなります。ここでは、自然素材を活かした二世帯住宅リノベーションの実例をご覧いただきます。

自然素材に包まれた、心地よい二世帯住宅リフォーム

使われていなかった2階を若夫婦世帯(子世帯)の居住スペースにし、3LDKの間取りへと刷新。1階のお風呂は親世帯と共有しつつ、2階を有効活用する二世帯ならではの設計工夫が光ります。

 

無垢の床や珪藻土の塗り壁など、自然素材をふんだんに使用し、デザイン性と快適性を両立しています。 薪ストーブを1階リビングに設置し、その温もりが上下階に伝わることで冬でも暖かく、快適な住環境が実現しました。

 

キッチンは収納力が高く使いやすさを重視した設計で、細かな調味料や道具も収納しやすい工夫が施されています。

この事例のポイント

階層を分けた居住空間の明確な設計

1階を親世帯、2階を子世帯とすることで、プライバシーを確保しながら共有も可能に。

自然素材の採用による快適性

無垢材や珪藻土などの自然素材をふんだんに使い、空気の質も含めた“心地よさ”を実現。

冬に強い温熱環境

薪ストーブと断熱対策の組み合わせで、上下階が暖かくなり、冷えない住まいを実現。

家事動線と収納の工夫

キッチン収納やニッチ棚などの細かい設計で、使いやすく、美しい空間づくりを両立。

お客様の声

「薪ストーブの熱が1階から2階全体へと想像以上に広がって、その上熱も逃さず暖かく快適に過ごせています。収納力のあるキッチンもとても使いやすく、細々した調味料置き場なども使い勝手がよく重宝しています!」 

担当者コメント

「自然素材に包まれた優しい空間で、冬も暖かく快適に過ごしていただけるお家になりましたね。お子様たちの成長とともに、お家もご家族の色に染まっていかれることでしょう。末永く、暖かく快適にお暮らしください」

https://www.ing-reform.jp/renovation/24196.html

【まとめ】快適な二世帯住宅リノベーションは「相談」から

親世帯と子世帯が一緒に暮らす二世帯住宅には、「プライバシーの確保」「生活リズムの違い」「水回りの使いやすさ」といった課題がつきものです。そうした不安を抱えたまま同居を始めてしまうと、思わぬストレスが日常に積み重なってしまいます。

 

だからこそ、同居を決めたタイミングで二世帯住宅リノベーションを検討することが大切です。動線の工夫や防音対策、専用玄関や水回りの増設を行うことで、両世帯が気持ちよく暮らせる住まいに変えることができます。

 

また、リノベーションの目的は快適さだけではありません。耐震や断熱性能を高めることで一年を通して安心して過ごせる家へと進化し、住宅そのものの価値を高められるメリットもあります。補助金や減税制度を活用すれば、無理のない資金計画で理想の二世帯住宅を実現することも可能です。

 

ただし、住まいの状態やご家族のライフスタイルによって最適なプランは異なります。だからこそ後悔のないリノベーションにするためには、まずは専門家に相談し、ご家族に合った最適な住まい方を一緒に考えることが重要です。

 

私たちイング建築設計は、石川県小松市・金沢市・加賀市・能美市・野々市市・白山市を中心に、親世帯・子世帯双方の想いに寄り添いながら、多くの二世帯住宅リノベーションを手がけてきました。安心して同居を始めるための住まいづくりを、経験豊富なスタッフがサポートいたします。

 

後悔しない二世帯住宅リノベーションは、「無料相談」や「見積り請求」から始まります。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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